1932年から北海道⼤学にて雪の研究を行い、⼈⼯的に雪の結晶を作ることを目指し実現させた中谷宇吉郎氏の研究から、北海道の冬になじみの深い「つらら」をテーマとし、「つらら造形マシン」(仮称)や「人工つらら」の研究開発(R&D)のプロジェクトです。
つららのできる環境のデータ収集や歴史などを調査しながら、「つらら」を人工的につくることを試みます。
プロジェクトでは、制作だけではなく、街中にある「つらら」の観察、また「つらら」に関する人々の記憶と合わせた地図づくりのプログラムや「人工つらら」を利用したさまざまなグッズ制作のワークショップなど、市民を巻き込む取り組みも構想しています。
また、「さっぽろ雪まつり」の時期に合わせ、「さっぽろ垂氷まつり」と称し成果の発表の実施を目指します。