クラレンス・ン
YCAM プロダクション・マネージャー
シンガポール出身。南洋理工学院で製造エンジニアリングを学んだ後、LASELLE College of Arts入学。広告やグラフィックデザインをはじめデザインコミュニケーションを学ぶ。
2000年、グラフィックデザイナーとして働きつつ、フリーランスとして舞台スタッフと舞台監督務める。2004年には、Esplanadeでフルタイム勤務、上演作品のアシスタント、マネジメントをおこなった。
2009年日本政府の「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYSプログラム)」の一環として国交流基金の「次世代リーダープログラム」で来日。YCAMで作品の制作プロセスについて調査をおこない、収益や動員数よりも、教育や議論を促すことに主眼を置いたYCAMの作品づくりに衝撃を受ける。
2012年9月からYCAMにて展覧会や公演など主催事業全般のプロダクションマネージメントを担当。作品制作や研究開発をさらに活発にするため、制作環境の改善を行いながら、YCAMが世界中のプロフェッショナルたちの期待を集める先端的なメディアアートセンターとなることを夢見ている。