イトウ ユウヤ
岐阜県出身。近畿大学文芸学部芸術学科演劇芸能専攻に入学。ルコックシステムや日本舞踊を学びながら、ドイツ演劇を研究。在学中より自身でカンパニーを立ち上げ演劇活動を始める。同大学中退後、カンパニーでの活動だけでなく実験演劇祭を主催するなど演劇活動を続ける。その傍ら、大阪市の文化事業であった「新世界アーツパーク事業」にデザイナーとして関わる。カンパニー脱退後は、大阪府下の現代美術や現代演劇のデザインワークを中心として活動する。
2008年、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]に入学。これまでのパフォーマンスでの活動を下地に作品制作や研究を始める。卒業後は、山口情報芸術センター[YCAM]での勤務を経て、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]を中心に、メディアアートや現代美術、演劇/パフォーマンスのテクニカルスタッフとして主に活動している。活動内容は、展示設計やディレクション、アーティストの制作補助(プログラミング・造形)、イベントのオペレーターや舞台監督など多岐にわたる。IAMAS在学中に「DrillBros」というユニットを結成し、映像とパフォーマンス/ライブの関係性について考察や実践も行っている。
参加作品:坂本龍一+高谷史郎《IS YOUR TIME》、毛利悠子《Breath or Echo》、スズキユウリ / 細井美裕《Crowd Cloud》、津田道子《あなたは、その後彼らに会いに向こうに行っていたでしょう。》 、アピチャッポン・ウィーラセタクン+久門剛史《シンクロニシティ》 、ジブリ大博覧会《ジブリの幻燈楼》(富山市ガラス美術館)など。
テクニカルディレクターを務めた展示:鈴木昭男+evala『聴象発景』(丸亀美術館/中津万象園)、『Open Possibilities: There is not only one neat way to imagine our futures』 (シンガポール/日本)、『Indonesia Netaudio Festival 3』(インドネシア)、『INTERSTICES: Manifolds of the In-between』(フィリピン)など。
参加イベント:いとうせいこう「せいこうHOUSE」(映像演出・エンジニア)、「YCAMスポーツハッカソン2021+第6回 未来の山口の運動会」(オンライン舞台監督)など。