第5回 編集会議「-情報を編集しよう-」を札幌市資料館2階のSIAFプロジェクトルームで行いました。
編集会議では、現在「札幌の景観色70色」を切り口に「札幌の色」を調査しています。参加メンバーの方には、引き続き、それぞれ札幌の景観色70色の中から気になる色、好きな色を選び調べていただいています。
今回は、SIAFラボ通信*と呼ばれる瓦版に、SIAFラボ編集局の2016年前期の活動の報告として、現在調べていただいている情報の一部を掲載することになったため、掲載する内容をどれにするか検討するためにまずは、それぞれが調べてきたことを順番に話し合いました。
札幌の景観色70色の中から選び、各自が調査しているのは以下の色です。
※色名(色番号)
・蝦夷鹿(2-F)
・札幌玉葱(3-C)
・ビア茶(3-F)
・キャベツ(4-C)
・楡(5-D)
・オーロラ(6-E)
・藍の里(7-G)
・開拓使(10-F)
それぞれ、インターネットや文献などから調べ、「もしかしたらこれはこういったことだったのかもしれない」といった、どんどん想像が広がり、どのプレゼンも色も今後掘り下げられそうなボリュームを見受けられました。発表中も参加者同士の意見や質問が飛び交い、予定していた時間を超えてしまうほど熱中していました。
そのなかでも第2回の編集会議で、札幌の歴史や文化などを分析しプレゼンしていただいた高橋さんの記事の完成度が高く、話し合いの結果、SIAFラボ通信の特集記事のうち高橋さんが調べたことを大きく扱うことになりました。ほかの方の記事はそれぞれがなぜその色を選んだのか、調べてみてわかったこと、今後掘り下げていきたいことなどをまとめ、掲載しきれないものについては後期活動の情報発信の際に取り扱うことを予定しています。
※掲載記事は、2016年10月に発行するSIAFラボ通信vol.3にてご覧ください。(SIAFラウンジはもちろん、さまざまな場所に設置を考えています。)
次回の編集会議は、2016年度後期のはじめとして、今後のスケジュールやSIAFラボ編集局のもうひとつのプロジェクトであるラウンジトークとの連動についても進めていきます。
*…SIAFラボ通信 札幌国際芸術祭の拠点であるSIAFラボが不定期に発行する情報誌です。2016年度は2回発行予定です。