壁に取り付けられた20個のデバイスは、マイコンボードと距離センサー、圧電スピーカー、LEDから構成されています。距離センサーは、自ら発した超音波が反射して戻ってくるまでの時間を計測することで、距離を算出しています。マイコンに書き込まれたプログラムは、計測した距離から計算して、光と音のタイミングを調整しています。 また、測った距離のデータはWiFi経由で壁の裏にあるコンピュータにも送られており、液晶ディスプレイにはそれを可視化したものが表示されています。会場に流れている音も、このデータから生成されたものです。 個々のデバイスには単純な機能しかありませんが、それらを一斉に作動させ、取得したデータを統合することで、実際に起きている出来事をより正確に知ることができます。
雪と距離についての習作
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サウンド・プログラミング:濱 哲史