第4回 レジデンスってなんですか?
日時 | 2016年3月27日(日)|13:00〜14:30 |
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会場 | 札幌市資料館 2階 研修室 |
芸術祭や展覧会では、参加するアーティストや企画を監修するキュレーターには注目が集まります。
ですが、一定の期間、芸術表現を紹介するその特殊な現場には、多様な役割があり、専門的な知識と経験を持つ、実にたくさんの人々が関わっています。
芸術祭・展覧会は、そういった専門家なくしては実現されません。
アートの現場には欠かすことの出来ない一線で活躍する「アート界隈の人々」をゲストに迎え、その特別な役割から最新の取り組みなどを、対談方式で紹介します。
なかなか表には出ないけれど、アートの現場には欠かすことの出来ない一線で活躍する「アート界隈の人々」をゲストに迎え、ご紹介するシリーズ。
最終回となる今回は、「レジデンス」に異なる立場で関わる3名のゲストを迎え「レジデンス」を考える特別版として開催します。
札幌国際芸術祭をきっかけに、さっぽろ天神山アートスタジオという「アーティストという人と市民との “人と人の交流” が生まれる、札幌にはこれまでなかったの新しい文化芸術施設」がオープンしました。この施設でアーティスト・イン・レジデンスの専門ディレクターとして関わっている小田井真美氏は、実際の現場に関わりながら、国内で増加している「アーティスト・イン・レジデンス」の今を鋭く捉えています。
その視点を軸に、一人歩きをしつつある「レジデンス」という言葉の様々な解釈、現代における広がりを捉え直し考えてみる意欲的な機会が、「アート界隈の人々」の最終回となります。
アーティストであり、かつ複合的な文化活動施設アーツ千代田 3331の統括ディレクターである中村政人氏と行政の立場から文化プログラムやアーティスト・イン・レジデンス事業に関わる八巻真哉氏をお迎えして、札幌、東京、京都の事例とともに、いま、そしてこれからの「レジデンスって何ですか?」を考えてみます。
プロフィール

中村政人 【Masato NAKAMURA】

八巻真哉 【Shinya YAMAKI】

小田井 真美 【Mami ODAI】
http://sapporo2.org/
http://tenjinyamastudio.jp/
http://movearts.jp/